情報基礎演習(旧コンピュータリテラシー演習)

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後期火曜日3,4コマ目,情報メ203(2コース)

担当: 櫻川貴司

設備数の関係で抽選を行う場合があります。初回授業に出席してください。 3コマ目では人数制限・抽選を実施しませんでした。4コマ目では人数制限を実施しましたが抽選は行いませんでした。 どちらも初回の紙のアンケート提出者は全員受講可能です。 結果的に抽選を行わなかった場合、どちらも空いている席数まで2回目の授業からの参加が可能ですが、 その場合ドットコムマスターの試験を受験するかどうか当日までに決めてきてください。 受験する場合、なるべく早めにPandAで関係する課題に添付ファイルを提出してください。 ただし、準備の関係で一部の希望者しか受験できない場合があり得ます。 3コマ目の授業は2回目からの参加希望者もおそらく全員が受講可能と思われるため、該当する方はそれまでに1回目の授業資料を参照し、 課題を作成・提出しておく方が後が楽です。

抽選を行う場合、自学部向けに情報基礎演習を開講している文、理、工、農、薬、医人間健康以外の学生が優先される場合があります。また、抽選を通ったら必ず受講する受講希望者が優先されます(通常以外の事情がある場合にはご相談ください)。

(上記以外の学部で必ず受講>上記以外の学部で来週までに決定>必ず受講>来週までに決定)

授業の概要・目的

この授業は、コンピュータの初心者を対象とし、コンピュータとインターネットを活用するために必要な知識や技術を学ぶことを目的とします。このとき利便性をいかに享受するかだけでなく、コンピュータとインターネットに潜む危険性を理解し、安心してコンピュータとインターネットを利用できるようになるための素養を身につけることを目指します。

到達目標

情報ネットワーク社会の責任のある構成員として守るべきマナーを修得します。表計算ソフト、ワープロソフトの基本概念と大学レベルの使い方、$\mathrm{\TeX}$による論文作成の、内容以外の基本を身につけます。以上のような各種ソフトウェアに類似のソフトウェアの利用方法をネットなどで自分で調べて利用できる能力を身に付けます(これが特に重要)。プログラミングとは何かを理解します。

対象

全学部・全回生向

このコースは、できるだけフリーソフトウェアを利用して演習を行うことを特徴としています。 自宅のPCに無料でインストールして演習を行うことも可能となっています。 演習ですので授業外での課題の作成が必要になる場合があります。

授業内容

以下の各課題をそれぞれ1~2週にわたって学ぶ予定です(利用機器のソフトウェアの稼働状況と時間数の都合で一部割愛・変更する場合があります)。

  1. 情報セキュリティとネットワーク利用のマナー
  2. コンピュータの基本操作 (Windows および UNIX系OS)
  3. PCの管理
  4. 電子メール
  5. 学術情報の探索(特に図書館)
  6. 文書の整形と構造化 (ワードプロセッサ、特にスタイルや相互参照等)
  7. データ分析の基礎 (表計算、絶対参照、グラフ、ピボットテーブル、マクロ(味見程度)等)
  8. $\mathrm{\TeX}$による論文作成の基本
  9. (学んだことを生かしつつ)WEBページの作成,サーバへのアップロード
  10. 数学ソフトウェア(記号微積分、因数分解、グラフ描画等)の紹介
  11. プレゼンテーション・ソフトウェアの紹介(BYODのみの予定)
  12. プログラミング・基礎の基礎 (Julia、Python、R、Rubyから1言語以上選択)

以上のうちワードプロセッサはLibreOfficeのWriter、表計算ソフトはCalcを授業で利用しますが、Microsoft OfficeやOffce OnlineGoogleドキュメント等と共通する概念を学習し、それらを含めてソフトが更新されても短期間に使いこなせるようになる能力を身に付けることを目指します。

数学ソフトウェアとしてはSageを紹介する予定です。

WEBページ作成、プレゼンテーションではJupyter Notebookを利用する予定です。WEBページ作成にはWriterなどのワードプロセッサのソフトウェアを利用することも可能です。プログラミングでは可能であればやはりJupyterを利用します。

この授業では情報処理の教育研究を行っています。受講者のうちそれに参加を希望された方は、経済的負担なしにドットコムマスターBASIC・ADVANCE(下記URL参照)の資料を配布され、試験を受験することとなります。希望者は合格すれば資格取得者として無料で登録されます。

成績評価の方法

(ほぼ)トピック毎に課題に取り組み、その達成状況を評価します。また情報セキュリティと情報倫理のコースウェアの受講を単位取得の条件とします。課題の評価基準は、設定した要件が守れているかどうか、授業で学んだポイントを理解できていることが提出物から読み取れるかどうか、記述が明解かどうかなどです。

受講のための条件

メディアセンタの計算機の利用資格があることと、センタの計算機とネットワーク利用のマナーを守れることが受講の条件です。

資格試験

企業との教育に関する共同研究の一環として、 履修者のうち参加希望者に対して行います。 参加希望者は、インターネットに関する資格試験を受け、 合格者のうち資格取得希望者は資格を得ることができます (資格登録希望者の個人名と生年月日は登録されることになります)。 ただし教育研究目的で用いる際、 資格登録希望者以外の方々も含めてデータは個人を特定しない形で利用されます。 参加学生には金銭的負担はありません。 資格試験の結果の授業成績への反映は行いません。

参加者には、まず授業の最初の方(予定では2回目)に特に勉強せずにBASICという資格のテストを受けていただきます。 2回目の試験ではBASICあるいはADVANCEのテストを受けます。時期については受験希望者数を見て検討します。12月頃の授業中か、試験期間あるいはフィードバック期間の可能性が高いです。 参加者には関係するテキストを(無料)配布しますので1回目と2回目の試験の間に 学習していただくことになります。詳しくはPandAの関係課題を参照し、授業での説明を聞いてください。

ドットコムマスター

BYODについて

BYOD(Bring Your Own Device)とは、 個人所有のPC等を持参して、学習や業務に用いることを言います。 最近社会で広まりつつあります。 京都大学もそのような方向に舵を切っていますが、 始まったところでありごく一部で試行されている段階です。

この授業では希望者について自前のPCを持参しての授業を行っています。 最初のアンケートで希望を申告してください。 ただし、申告通りにしないといけないわけではありません。 アンケートは概数把握のために行っています。 ただし、PCの台数が不足する場合には PC持参していない方にメディアセンターのPCの利用を譲っていただくようお願いする場合があります。 特に受講希望者多数で部屋のキャパシティー以上に受講者を受け入れた場合には、 PCを持参していただくことを皆さんにお願いする場合もあります。 よろしくご協力をお願い致します。

逆にPCが余っている日には、センターのPCと持参したPCの両方を同時使用することが可能です。 個人所有のPCの管理は持参者の責任であり、 盗難等の責任も持参者にあることに留意していただくようお願いします。

BYODのPCの要求仕様です。各ソフトは実際に利用するまでにインストールされていれば構いませんし、うまくインストールできない場合には相談するか、メディアセンタのPC(仮想マシン含む)を利用することになります。

  1. OSアップデート、ウィルスチェック等をきちんと行なって管理していること。
  2. P2Pファイル共有ソフトウェアをインストールしていないこと。
  3. KUINS-Airに接続可能であること。
  4. WebブラウザのFireFoxが動作し、授業のページを問題なく参照できること。 これも含め、 フリーソフトのインストール方法のサポートを行います。 うまくいかない場合には相談してください。
  5. LibreOfficeのバージョン3以降(バージョン5安定版以降推奨)がインストール済みであって、 問題なく動作すること。
  6. できれば$\mathrm{\LaTeX}$がインストール済みであること。
  7. できれば選択予定のプログラミング言語の処理系がインストール済みであること。 例えばPythonならAnaconda推奨。 他にJulia、R、Rubyから選択。
  8. 選択した言語処理系でタートル・グラフィクスのプログラムが動作すること。
  9. できれば画面の大きさが、教員やTAにも見えやすいほど大きいこと。 13インチ以上、可能であれば15インチ以上が望ましい(ただし絶対そうでないといけないわけではありません)。

各ソフトウェアをうまくインストールできない場合、ご相談ください。授業までにインストール済みでないソフトウェアに関しては、 センターのPCで演習を行うことになります(教材の選択肢が限られる場合があります)。授業でそれを使用するまでに自分でインストールして 動作チェックが行われていれば最も望ましいです。 希望者がある程度いる場合など、 インストールの仕方や注意点を授業中に説明します。 WindowsまたはLinuxが動作していることを条件に入れていませんが、 それら以外のOSを用いている場合には、 そのOSについて授業であまり触れない場合がありえます(あったとしても授業の極一部です)。 ただしMacOSであれば中身はFreeBSDに近いので、 Linuxの説明で足りる部分があります。

毎回の内容

以下は予定であり、変更・追加・削除の可能性があります。

1回目(10月2日)

(必要であれば)抽選。アンケート記入と基本的な説明

また、課題提出用IDを配布予定。 IDを受け取った以降に課題を提出する際には提出ファイルの一部にIDを記入していただきます。

こちらからリンクを辿ってログインして、 「情報システム利用規則とセキュリティ」と(新入生は)「りんりん姫」 を(できるだけ授業時間外に)受講するようにしてください。これらを評価の対象とします。 11月13日の授業の終わりまでにTAに点数の画面を見せてチェックしてもらってください。

2回目(10月9日)

ドットコムマスターBASIC試験予定。

Writerの資料を提示しておきます。 5.5のWriterについての課題2までを読んで、実際にやってみてください。 ただし基本的にここまでの課題の結果を提出する必要はありません。 これらの課題は基本的に高校等である程度学習済みであるか、 あるいは簡単に分かる範囲のワードプロセッサの使い方であり、 この先の学習の基本部分になっています。 資格試験を受講しない方は他の場所の端末等で上記サイバーラーニングスペースの受講や上記学習を行ってください。 授業時間内に終わらない場合や、ドットコムマスターの受験をする方々は、授業時間外に行う必要があります。

この日ドットコムマスターの受験をする人は受験をもって出席確認に代えますが、 受けない人は当日に課題を提出することになります(kadai02、授業中に指示します)。

ドットコムマスターBASIC 1回目試験(3コマ目は13:20くらいから、4コマ目は15:05くらいから)。 受験者は学生証、鉛筆(できればHB)、消しゴムをお持ちください。 この回の試験に対する試験対策は特に行わないでいただければ幸いです。 この試験を受講しない方は出入口に近いブロックに着席してください。

試験結果は10月23日までにお渡しする予定です。 受験者にはBAISCの教科書(経済的負担なし)を試験終了後にお渡しします。 また、2回目の試験でADVANCEを受験する方には2週間以内を目処としてADVANCEの教科書をお渡しします。2回目の試験までに勉強するようにお願いします。

3回目(10月16日)

ドットコムマスターのテキストお渡し予定。前回のテスト受験者は出席してください。 受験者にはPandAの課題の方のアンケート記入をお願いします。 テスト結果を参照の上、テキスト受領時に次回どちらのテストを受けるか表明してください。 ADVANCE受験予定者には追加でADVANCEのテキストをお渡しします。 どちらのテキストも受領時に署名をお願いします。 2回目のテストの日程は12月あるいは1月の予定です。具体的に決定したらお知らせします。 それまでにテキストと、公式アプリ で十分に学習・演習することをお勧めします。

上掲のWriterの資料を参照してkadai03を提出してください。 提出期限は次回授業の日です。 資料中の4.6課題(その1)は提出の必要はありません。 5.5課題(その2)と6.4課題(その3)の結果のファイルを提出してください。 ただし、その2と、その3の前半の結果である2つの.odtファイルは順に結合して一つの.odtファイルとしてください。 つまり提出ファイルは.odtファイルと.pdfファイルの2つになります。

e00000-kadai03.odtなど、提出用IDと課題番号をこの順で提出ファイル名の一部にしてください。 提出ファイルの冒頭にもそれら2つを書き込んでください。 課題提出用IDを割り当てられていない場合、お申し出ください。

4回目(10月23日)

Calcの資料を参照してkadai04を提出してください。 それぞれの課題ごとに全てまとめて一つのファイルにして提出します。 提出期限は3回後の授業の日(11月13日)です。 各種注意はこれまでと同じです。

5回目(10月30日)

今回と次々回でe-learningの結果をTAの人に確認してもらってください。 内容は前回の続きを行います。kadai04のその2(calcの資料の最後の部分)を提出してください。 こちらの提出期限も前回の期限と同じ日付です。 またこの日、7回目の$\mathrm{\LaTeX}$の紙の資料をお渡しする予定です。 この日に受け取らないと予習できないことになります。

時間が余った場合、PandAの図書担当回の事前課題と$\mathrm{\LaTeX}$の資料を参照して予習してください。 時間が余っていない方も前者については次回までに予習をお願いします。

6回目(11月6日)

図書館の方々をお招きして図書館における情報検索・参考文献関連のお話を伺います。 この日の内容に関連するレポートはこの日に出席しないと提出できません。 この回の課題のみは、PandAの図書担当回の課題(事前課題とは別)に対し提出してください。 他の課題については従来通りです。

(事情により出席できない方は相談してください。)

7回目(11月13日)

組版システム$\mathrm{\LaTeX}$について説明します。 以前配布した紙の資料を授業の際に持参してください。

提出物は、複数のセクション、1つ以上の図に授業で指定する数式(積分とマトリクスを入れること)をいくつか加え、 1つ以上の表を加えたものを$\mathrm{\LaTeX}$で組版したPDFファイルです。 例えば旅行記とその際の写真などでよいです。 数式を入れるのは練習なので、文章内容とは場違いな数式であっても構いません。 ファイル名はe00000-kadai05.pdfなどです。 提出期限は次々回の授業の日です。

この日は下記にある集中講義と重なる可能性があります。 集中講義に出席するためにこちらの授業を欠席される場合、相談してください。

8回目(11月20日)

$\mathrm{\LaTeX}$の続きとJupyter Notebook(資料)。 以前配布した紙の資料を授業の際に持参してください。 写真と数式入りのHTMLによるwebページをMarkdownで作成してwebサーバにアップロードする課題を行います。 ただし、サーバへのアップロードの部分はまだ説明しません。

この日か次週にJupyterによるプレゼンテーションについてもBYODのPCの場合として説明を行う予定です。 これについての課題はありません。

JupyterはセンタのWindowsにもインストールされています。 但しその場合には一部の機能がインストールされていないため、 その部分については実際に試してみることができません。 具体的にはjtとJupyterの拡張部分、RISEの部分です。 このため、Jupyterを用いたプレゼンテーションの試用は現状センタの環境では行えません。

9回目(11月27日)

Jupyterによるwebページ制作、アップロード。 アップロードについての資料を参照してください。 写真と数式入りのHTMLによるwebページをMarkdownで作成してwebサーバにアップロードする課題の続きを行います。 細かい仕様は前回の資料の最後の部分に書いてあります。 ただし著作権法違反や個人情報開示などにならないよう特にご注意ください。 提出前に、そのURLをアクセスして意図通り表示されることを必ず確認してください。 資料に記述していないが必要な情報については授業中に説明します。 PandAに載せることも検討しています。 提出期限は12月18日を予定していますが、進捗状況により変更する可能性があります。

10回目(12月4日)

数学ソフトウェアSageの紹介を予定していましたが、次週以降に延期します。

プログラミングの味見1回目。 課題を作成する言語を、JuliaPythonRRubyから一つ以上選びます。 但し教育用計算機を利用する場合、Pythonの場合しか全ての例題をうまく動かせません。 Rubyの場合にはJupyterを利用可能ですが、一部のプログラムが動きません。 またJuliaはうまく動作していないため、BYODのPCでしか作業できません。 RについてもJupyterを利用するならBYPOのPCになります。 BYODのPCの場合には言語に応じてAnacondaあるいはJulia、Rubyをインストールする必要があります。 但しBYODの場合にはうまくインストールできれば全ての言語について演習を行えます。 これ以降はプログラミングの解説を(主に)Pythonに則って毎回説明してゆきます。

11回目(12月11日)

休講の可能性があります。 その場合掲示がありますのでKULASISをご覧ください。

11 or 12回目(12月18日)

ドットコムマスター2回目テスト。 テキストを十分に読み、スマートフォンのアプリで練習しておくことをお勧めします。 受験者は学生証、鉛筆(できればHB)、消しゴムをお持ちください。 遅刻しないようにお願いします。可能であれば授業開始10分前に来ていただければ万全です。 ADVANCEの場合、授業開始後5分後に試験開始、授業終了5分前に試験終了予定です。 BASICも同時に開始する予定です。 試験終了後にPandAからリンクがあるアンケートへの回答にご協力をお願いします

この試験を受験しない方は出入口に近いブロックに着席してください。

授業中にテストを行う場合、受験しない方は入り口近くのブロックに移動し、プログラミングやwebページ制作を自習していてください。

12 or 13回目(12月25日)

数学ソフトウェアSageの紹介は、プログラミングの課題の説明が全て終わった後に行う予定です。 これについての提出課題はありません。

13回目(1月4日)

休講時の予備日です。候補としてはそのままこの日の3,4コマ目です。 代替日を用意する場合、実際には授業中に問い合わせて都合のよい方が多い日にするため、 別の日になる可能性があります。

14回目(1月8日)

最終日です。

フィードバック

フィードバックについては追ってお知らせする予定です。

集中講義等

11月30日金曜日2コマ目より総合人間学部棟1206(日時・場所の変更の可能性あり)で総合人間学部/人間・環境学研究科 数理情報論分野 卒研/修論中間発表(昨年度の内容)を行います。 総合人間学部でご興味のある方はお越しください。どのような研究を行なっているか一部を知ることができます。

[集中講義]を行います。 11月12日から16日にかけて行われます。

講師:高橋博樹先生(慶応大学)

内容:力学系理論とエルゴード理論、力学系の大偏差原理

場所:おそらく総合人間学部棟1401(事務で確認してください)

総合人間学部の方で単位取得したい場合には登録が必要です。 総合人間学部以外の方で単位を取得したい方は手続きが必要です。 大学院と合同授業です。

その他

空いている席がある場合、3コマ目の受講生が4コマ目、あるいはその逆パターンで登録なしに追加で(結果的に複数回)受講し、質問することが可能です。1コマで十分学習を完了できない場合に学習効率を上げ、課題を完成させるには良い方法の一つです。

調べものリンクと資料

関連のある授業へのリンク